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【プログラミング】公務員がプログラミングを学ぶメリット・デメリット

目次

公務員がプログラミングを学ぶメリット・デメリット

ふじです。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

今回は、3年程前からプログラミングを独学で学んでいる私が、公務員がプログラミングを学ぶことのメリット・デメリットについてまとめてみます。

ブログの内容については、一般的な傾向としてのお話として捉えていただければと思います。

それでははじめて行きましょう!

【結論】公務員はプログラミングを学ぶメリットはほぼない

結論からお伝えすると、

公務員はプログラミングを学ぶメリットがほぼありません

業務に使えたとしても、RPA(Robotic Process Automation)VBAくらいだと思います。

この結論をもとに、どうしてそのように考えるのかをまとめてみます。

現在、公務員の方でプログラミングを学んでいる・学ぼうとしている方などにとっての参考になればと思います。

プログラミングを学ぶメリット・デメリット

まずは、公務員がプログラミングを学ぶことのメリット・デメリットをまとめてみます。

どういったメリット・デメリットがあり、先にお伝えした私の【結論】に辿り着くのかをまとめていきます。

【メリット1】論理的思考を発揮できる

公務員の方々は、世間一般的には、「論理的思考」の持ち主です。

法令等の立案・改正、公文書の作成など、様々なタイミングで論理的思考が求められることから、常に思考回路は論理的になっていると言っても過言ではないと思います。

実は、プログラミングはこの論理的思考が活躍する場となります。

プログラミングは、作業の自動化や効率化を行うために用いられることが多いです。

自動化や効率化にあたっては、その作業プロセスが正確であることが必要です。

正確であるということは、その内容が論理的に整理されていることと同義ではないでしょうか。

公務員の皆さんは、常日頃から論理的思考により公務を執行しているでしょうから、こういったプログラムを組むことは得意な方が多い印象がありますし、興味を持たれる方が多い印象です。

つまり、公務員として身に付けた論理的思考を発揮する場として、プログラミングを身につけ、プログラミングを用いることができる職場に身を置くことは大変メリットのあることではないかと考えます。

【メリット2】単純作業を自動化できる(ただし、環境による)

メリットの2つ目は、「単純作業を自動化できる」ことです。

公務員の事務処理は、多岐にわたるため、全体的に事務量が膨大になります。

少しでも効率よく仕事をさばきたいと全公務員は思っていることと思います。

そして、公務員の仕事の中には、単純作業による業務が多くあることもまた然りです。

プログラミングを学ぶことで、膨大な事務量の中から、単純作業の部分をピックアップし、その業務に対してプログラミングを活用して自動化することができるようになれば、人件費が削減でき、並行して複数の作業ができるようになるなど、毛材的にも時間的にも効率的な運営が可能になる可能性があります。

単純作業を自動化して、それによりできた時間で法令の検討や事業の精査をするなど、よりクリエイティブな作業に多くの時間をさけるようにすることが、公務員にとっては必要だと考えます。

そのクリエィティブな時間を生み出すためにも単純作業をできるだけ自動化することが必須です。

ただし、プログラミングを活用した作業の自動化は、プログラミングを活用できる環境があるかどうかに左右される部分でもあります。

最近では多くの公務員の職場で、情報漏洩に対する対策が強くなっています。外部との接続を遮断している職場も多いようです。

そのため、プログラミングを学んだとしても、プログラミング言語のインストールや実行環境の構築の段階でセキュリティに引っ掛かり、そもそもプログラミングができないということもあります。

環境次第ということもありますので、このメリットは環境次第でデメリットにもなり得るでしょう。

以上が、私が考える公務員がプログラミングを学ぶべきメリットです。

次からは、公務員がプログラミングを学ぶデメリットについても挙げていきます。

【デメリット1】学習しても使えない場合が多い(環境による)

まずは、【メリット2】にも関連しますが、「プログラミングができる環境にあるかどうか」が重要です。

公務員の職場は、情報漏洩に厳しいため、外部との接続を遮断しているケースが多いです。

そのため、セキュリティが厳しく、プログラミングを学んだとしても、それを実行するためにプログラミング言語をインストールすることが難しい可能性があります。

仮にできるとしても、情報関連の部署に申請したうえで行う必要があるなど、プログラミングを実行するまでのステップが多くなってしまうのではないでしょうか。

事務の効率化や自動化により少しでも仕事を早く、そして正確に行いたいと思っていても、環境によってはスピード感をもって仕事をしたり、業務改善をすることは難しいかもしれません。

【デメリット2】メンテナンスに苦労する

【デメリット1】にも関連しますが、ネットワークに接続していない環境が多い公務員の職場においては、バージョンのアップデートやライブラリなどのインストールに一苦労する場面が多いのではないかと思います。

プログラミングを学んで作成したプログラムやアプリケーションは定期的にメンテナンスをする必要があります。

ですが、ネットワーク環境がない職場では、アップデートやメンテナンスに伴う各種ファイルのダウンロードはとても手間がかかるでしょう。

ただでさえセキュリティに厳しい職場で、プログラミング言語のインストールをしようとするとなれば、申請手続きなどに時間を要すこととなるでしょう。

言語によっては脆弱性を指摘されるケースもあり、使用しているプログラミング言語の早急なアップデートが求められることもあります。

脆弱性への対応は、スピーディーに進めることが必要になる場合があると思いますが、環境によってはこれができない場合もあると思います。

【デメリット3】結局ExcelとWordしか使わない

公務員の職場は、ExcelWordがいまだにメインです。

公文書の作成などに使用するのは、ほとんどこの二つではないでしょうか。

プログラミングを学んで、使えるよになったとして、そのスキルを活かそうにも、既存のデータはExcelかWordであるため、少しプログラミングを学んだだけの職員では、プログラムとExcelやWordとの連携が難しいでしょう。

また、プログラミングを学ぶことでExcelやWordの操作やファイル作成の自動化をすることも可能ですが、一定程度のスキルがないと難しいことだと思います。

ExcelとWordをメインで使用している職場が多い以上、プログラミングを学んだところで活かす場所がないというのが現状ではないでしょうか。

【デメリット4】他の職員が無知もしくは情弱

これもあるあるではないかと思いますが、他の職員がプログラミングやシステムについて無知であったり、情弱であることが往々にしてあります。

システムを1から全て理解してほしいとは思いませんが、「どういう仕組みで動いていて、このような結果が出るのはこういう操作が関連している」などの内部のデータの処理内容くらいは把握しておきたいところです。

処理内容がわからずにシステムを使いこなすことは、仕事をわかっていないことと同じです。

ExcelやWordもどういう編集ができるのかを把握した上で使用しますよね?

プログラミングやシステムを使用するにしても同様です。

中身を知らずに業務にシステムやプログラミングを導入することは難しいですし、それを使う職員の情報感度が低いというはウィークポイントになるのではないでしょうか。

【デメリット5】RPA(Robotic Process Automation)が限界

近頃はRPA(Robotic Process Automation)が公務員界隈でも取り入れられています。

要はこれまで人がやってきた作業をプログラムして、機械に自動で処理させることを意味します。

公務員の仕事はプログラミングで代替するよりは、むしろこのRPAを使って自動化する方が効率がいいと思います。

プログラミングは出来れば業務効率化につながりますが、それをメンテナンスする人が必要になります。

ですが、他の業務が膨大にある公務員にとっては、そのメンテナンスに充てられるだけの時間はありません。

そのため、すでに作成されたプログラムを組み合わせて自動化したい作業を構成していくRPAは公務員にも取り入れやすいのではないかと思います。

ただし、RPAも万能ではなく、何でもかんでもできるわけではありません。

職員が自分達で仕組み化できるのは、単純作業がメインです。

また、単純作業の中でも職員の時間の大部分が割かれる業務を中心にRPA を活用して代替していくことがメインとなるでしょう。

文章の内容を考えたり、法律を改正したりする作業にはそもそも向いていませんし、細かい確認作業などが伴う業務にもRPAは不向きです。

単純に同じ文書を何枚も宛先のみ変えて出力したり、入力値に対して、一定の結果のみを返すなどの作業はRPAを導入するメリットはあると思います。

ただし、RPAに業務を自動化するプロセスを記入していくこと、これもまた職員の作業なのです。

その職場の作業内容はその職場の職員しか知りません。

そして、業務自動化のための処理内容の記録には、もう一人の職員に事務処理作業を教えることと同じくらいの内容になる可能性もあります。

結局、職員の時間は割かれ、人件費の初期投入は必須となります。

RPAの使い所としては、
①「今後も大量かつ同じ作業が見込まれる業務」
②「一定程度の作業を繰り返し行う作業」
③「どの職員が行っても同じプロセスにより処理する必要がある業務」
などに取り入れることで力を発揮することと思います。

使い方を間違えたり、使う箇所を間違えるとただの時間の無駄になるでしょう。

【結論】使い所に応じて使うものを変える

以上から、メリットよりデメリットの方が多いような印象ですが、では、公務員がシステムやプログラミングのような知識をつけることが無駄かというと、そういうことはありません。

「論理的思考をクリエイティブな作業」「どの職員でもできる単純作業で大量に発生する事務処理」は分けて考え、職員がよりクリエィティブな作業に従事できるような環境にしていくことは必要でしょう。

自治体全体が変わればもっと効率良く業務が進められるようになることが想像できますが、全職員がそうなる日は遠いような気がします。

興味がある方は、プログラミング学んで損はないと思います。

ですが、公務員という環境下では力を発揮しにくい印象がありますので、今回はこの話題についてピックアップし、共有してみました。

公務員の方でこの記事を読んでいただいた方は、「こういう活用事例があるよ」などのお話があれば、ぜひコメント欄に記載をお願いいたします。

それでは今回の内容は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※補足※【代替案】ExcelまたはVBAを学ぼう

また、業務の効率化には、ExcelやVBAを使うことが良い場合もあります。

Excelはほぼ全職員が使用する可能性が高く、一定程度の知識は定着している可能性が高いためです。

VBAはエクセルの中でも一定程度の処理内容が求められるものについては、活用しているケースが多いと思います。

他の職員が使いこなせるかどうかという観点もありますが、プログラミングとは異なり、VBAを全く知らないという人は少ないと思っています。

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この記事を書いた人

はじめまして、ふじです。
Python、Django、FastAPI、React.js、Next.jsを学習している、ずっと文系のプログラミング独学者です。

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