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【マナビDX】はじめての『UXデザイン』基礎講座を受講した

今回は、経済産業省が運営する「マナビDX」というものを知り、まずは基礎講座として、「はじめての『UXデザイン』基礎講座」を受講しました。

「マナビDX」より

はじめてのUXデザイン基礎講座(動画)

はじめての『UXデザイン』基礎講座

動画はこちらからどうぞ。

目次

1 UXとは

UX(=User eXperience)とは、簡単に言うと、

ユーザーに対して、どのような体験を提供するか

ということです。

通常は実際に提供されるサービスの内容にフォーカスし、そのサービスがもたらす価値が取り上げられますが、UXでは、

人を中心にして、そのユーザーに体験してもらうことで、ユーザーに価値を提供する」こと

にフォーカスしています。

2 UXの定義

ISOにおけるUXの定義は、その体験における「期間」により解釈が異なります。

「UX白書」:日本語翻訳版サマリー資料より引用

つまり、UXとは、
「人の主観的な一連の体験」を指しており、
上記の図のとおり、
「体験の前後を含む」構成となっています。

この講座では、カフェにおけるUXを見つけることを題材にしています。

【取り上げられたカフェにおけるUXの例文】
暑い日、喉も乾いて休みたくなりカフェに入った。注文・会計時の店員をお金の受け渡しが乱雑で、少し嫌な感じがした。コーヒーを受け取って席に座ろうとしたら、椅子が汚れていた。この後も友人と予定があるのに、服が汚れて最悪な気持ちになった。暑い日なのにコーヒーはぬるかったし、今後二度と立ち寄ることはないと思った。 

下線を引いたところが、カフェでのUXになります。

時間軸で見たUX

 上記の図で示したとおり、UXには

予期的UX→ 一時的UX→エピソードUX→累積的UX

と、時間軸におけるUXがあります。

この時、このUXのうち、どこか1つでも悪い体験があると全体の体験が悪いものとなってしまいます。

利用中(=一時的UX)だけを考えるのではなく、利用前後を含めたUX全体を考慮する必要があります。

UXデザインとは

 UXデザインとはユーザー体験の設計であり、ターゲットとなるユーザーをいかに喜ばせられる体験を考えられるかが重要です。

簡単に言うと、

相手のことを本質的に理解・共感してモノ(機能)ではなくコト(素晴らしい体験)を考えること

となります。

 シンパシーとエンパシー

UXデザインを簡単に言うと上記のようになりますが、この中で重要なことは、「人を本質的に理解し、共感することです。

この時に重要な「共感」とは、「シンパシー」と「エンパシー」です。

シンパシーとは?
理解したつもりになって、相手に同意したり同情すること

エンパシーとは?
自分が相手と同じ立場になって、自分ごととして感情移入すること

ただし、UXデザインでいう共感は、「エンパシー」のことです。

相手の立場になって、自分事として考え、ユーザーの求めていることに対して共感(=エンパシー)していくことが必要です。

本質的に求めていることを判断する

UXデザインでは、ユーザーについて調査し、その結果を分析することによって本物に近づけていくことで、UXデザインを作っていきます。

こうすることで、より共感(=エンパシー)が高まり、より充実したUXが期待できます。

ターゲットを決める

 より充実したUXデザインを作り上げるには、ユーザーの調査が必要ですが、やみくもに調査をしても意味がありません。

どんなユーザーが、どのような状況で、どんなことを求めているのか。

ターゲットを決め、調査していくことが必要です。

また、UXデザインを作っていくにあたり、ユーザーにとっての「マイナス」をなくすことは必要ですが、マイナス面を取り除くことのみで、ユーザーにとってのUXがプラスになるわけではありません。

ユーザーが「本当に求めていること」を考えることで、より充実したUXを作り上げていくことができるのだと思います。

UX デザインに取り組む価値

UXデザインを作り上げることの本質的な価値をここでは考えます。

1 新しい商品を考える時の根拠になる

 現代は、新しいサービスを考えることが難しい時代です。

 VUCAな時代だからこそ、「誰を喜ばせるか」を考え、UXデザインに活かしていくことが必要です。

商品を考える際には、必ず購入してほしいターゲットを決めるはずです。

どのターゲットに響くようにコンセプトをまとめるのかということは、UXデザインにも通じるところがあると思います。

2 企画の経験がない時の軸になる

ユーザーにとって喜ばれることを考えること、すなわち、「顧客目線になること」です。

UXデザインが充実することで、顧客目線になり、お客様のことを考えたサービスや商品の設計をすることで、目的やターゲットが明確になり、サービスや商品を世に出そうとするときに、上司や組織を説得することにもつながると思います。

3 優先度が明確になる

UXデザインが充実することで、より価値あるモノやサービスを顧客に届けることができるようになります。

届けたいものが決まると、優先度が明確になり、UXデザインにおいてやるべきことがはっきりしてくると思います。

4 改善の質が上がる 

モノやサービスのコンセプトや顧客全体の評価を見てポジティブな改善をしていくことができるようになると思います。

ポジティブな改善により、UXデザインをReデザインすることで、ユーザーにとって、より素晴らしい体験を提供することにつながります。

以上の4つのプラスの効果が期待できるので、UXデザインをしっかりと考える価値はあるのではないでしょうか。

UXデザインの流れ

UXデザインを考える上での基本的な流れを見ていきます。

1 ビジネス要件定義

まずは、UXデザインを検討するにあたっての方向性を決定する必要があります。

外部的には、ターゲットや期待されている体験などを決めること、内部的には組織の方針に合致しているかどうかや提供したい価値に相違がないかなどを調査・分析し、方向性を固めていきます。

UXデザインを考えていく中で、「決めなければならないこと」や「不足していること」などが明確になるでしょう。

2 ユーザー調査

UXを提供したいユーザーの深掘りをしていきます。

実際にターゲットにしたい対象者に直接調査をしたりインタビューすることで、ユーザーがどういう体験を求めているのか、その実態が分かると思います。

3 ユーザーモデリング 

「2 ユーザー調査」で得られた、「求められる体験」について、その調査結果を分析します。

分析結果から得られた具体的なUXについて明文化しておくことがよいでしょう。

4 ユーザー体験設計

分析結果をもとに、ユーザーが求めているUXを設計に落とし込んでいきます。

提供するサービスやモノの一部に部分的に活かすのではなく、提供するサービスやモノから得られるユーザーにとっての「一連の体験を設計するようにします。

5 プロトタイプ実装

考案された一連の体験を、実際のユーザーに試してもらえるように、簡単なプロトタイプを作ります。

プロトタイプを実際のユーザーに体験してもらい、UXについての評価をもらいます。

 

6 ユーザー評価

「5 プロトタイプ実装」により、実際にプロトタイプを体験したユーザーからの評価をもらいます。

プロトタイプを通してユーザーに提供するのは、説明資料ではなく実際の一連の体験です。

この一連の体験を通して、ユーザーからの評価を受けます

プロトタイプを活用し、実際にUXデザインを体験してもらうことで、その体験から得られた評価を獲得し、UXデザインのブラッシュアップをしていきます。

結果によってプロセスを前に戻すのか進めるのかを決める判断材料にもなり得ます。

最後に 

ここまで動画を見ながら、UXデザインについて学習し、その内容をまとめてみました。

初心者向けの動画ですので、内容は平易なものがほとんどであり、入門編という印象でした。

内容自体をすぐに自分の普段の生活や仕事などに活かすことができるものではないと感じましたが、知識として持っておくことで、プレゼンや仕事の企画を考えたりするときに役立つこともあるのではないかと思いました。

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この記事を書いた人

はじめまして、ふじです。
Python、Django、FastAPI、React.js、Next.jsを学習している、ずっと文系のプログラミング独学者です。

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